企業名
株式会社石田技術コンサルタンツ
インターンシップ内容
インターン生には実際の計画公園を題材にした設計業務に取り組んでもらいます。CADを使った設計図面の作成。設計基準などの各種基準を踏まえた上で公園設計の理由書(報告書)作成なども行ってもらいます。また、道路や上下水道、ダム等様々な分野の設計業務や測量業務などを行っている為、建設施設設計関係に進みたい人は是非来てください。
1日目
設計図面製作、報告書製作
2日目
設計図面製作、報告書製作
3日目
設計図面製作、報告書製作、社内プレゼンテーション
生徒の感想
・もともと測量に興味があって、個人で測量について調べたりしていて、今回、現場に出ている人から詳しいお話が聞けてとても良かったし、それ以上にあまり触れたことの無かった設計や数量計算などを体験して、知らなかった職種、その仕事内容などを知ることができて、私の視野が広がってよかったです。他にも使ったことのないCADやトータルステイションなどを使ったり、見せてもらったりなど、本当に行って良かったと思いました。仕事内容だけでなく、コミュニケーションの取り方や、周りを見て自ら行動する姿勢を学びました。これからは、自分の視野を広げ、自分に合ったものを見つけるために多くの経験をして、知識をたくさん得ることによって自分の進路の可能性を増やしていきたいです。(Oさん)
・測量や設計をする仕事では、公共の施設をつくるため市役所の人や住民に意見をもらうなど人と話すことが大切であることがわかりました。測量は正確であることが当たり前になっていることがわかりました。なので、自分は正確に長さをはかるときにいつもあいまいになってしまうので正確であることが当たり前になるようにしていきたいです。設計の仕事は現地に行って設計する場所を見ることが大切だとわかりました。(Nくん)
・今回は、主に土木の事を学んだ。建築とは違い、測量を仕事にしている人に測量についていろいろ聞いたり、実際に公園の設計図を作った。初めてだらけの事で、とても楽しく仕事ができた。今のところ、建築の方に進んでいこうと思ったが、土木の方も興味が出てきた。今後はこのインターンシップでの活動をいかして建設科に入れたらここでの活動を思いながら頑張っていきたい。(Wくん)
・人とのコミュニケーションを大切にして、自分から積極的に行動することが重要だということに改めて気づき、インターンシップ中にはインターンシップを行う前よりも自分から質問した相手に話しかけることができました。公園計画などの公共事業には、いろんな人が関係していることや、多くの人が利用するものなので、時間をかけて丁寧に仕事をすることなどが大切だということがわかりました。インターンシップ1日目の午前中はとても緊張して上手く質問することができなかったけど、だんだん自分から質問できるようになって、質問も大事なコミュニケーションの1つだということが分かったので、これからもこの経験を活かして初対面の人でもあまり緊張せずに自分からたくさん話しかけていけるようにしたいです。インターンシップを行い、学ぶことがたくさんあり、とても貴重な体験をすることができ本当に良かったです。(Sさん)
受入先事業所の感想
今回、弊社に来ていただいたインターンシップ生には「建設コンサルタント業界って何だろう?」「自分だけの公園を作ってみよう」の2つのテーマ、実際の業務に即した体験をして頂きました。
何気なく使っている道路や公園、橋等がどのように作られているのか、その中で建設コンサルタントがどのような役割を担っているのかを少しでも知って頂けたと思います。
弊社としても、若手社員が中心となり、インターンシップを行ったことで「人に教える・人に伝える」ことを学ぶ機会となり、良い経験になりました。
インターンシップ生との会話の中で、一番驚いたことは、「建設業界に興味がある生徒がたくさんいる」ということです。
建設業界は人手不足・技術継承が長年の問題とされていますが、このような意見を聞くことができたのは非常に嬉しいことです。私たちも、さらに建設業・建設コンサルタント業に興味を持っていただけるよう、様々なことにチャレンジしていきたいと思います。
「参加生徒に向けてのメッセージ」
皆さんはまだ、高校生になったばかりです。自分の将来を考えることができないという人もいるかもしれません。ですが、将来自分がどのような仕事をしてみたい、こんなことをやってみたいということを考えることは非常に大切です。
これからの高校生活で色々なことに興味を持ち、チャレンジしてみてください。
成功することも、失敗することもあると思いますが、その経験がとても大切です。そうやって、色々な経験していく中で、自分が将来してみたいことが見つかると思います。