【矢作建設工業株式会社】愛知総合工科高等学校 インターンシップレポート

企業名

矢作建設工業株式会社

インターンシップ内容

建設業は、道路・鉄道などのインフラ整備や住居・学校・ショッピングセンターなどの生活空間をつくり出し、また災害から街や人々を守るという使命も担っている重要な職種です。フェンスで囲まれ、普段ではなかなか入れない建設現場での体験、担当者や若手社員とコミュニケーションを取りながら将来について、進路選択について考えるインターンシップです。

1日目

オリエンテーション(会社説明、仕事の魅力について、職業や将来についてのディスカッション)、研修センターでの現場体験、振り返り

2日目

現場見学+体験

3日目

現場見学+体験、振り返り 、発表

生徒の感想

・今回のインターンシップでは、何事も全力で行うことの大切さを学ぶことができたと思います。最初、私はあまり考えずに挨拶をしていましたが、初対面で「元気がない」と見抜かれてしまい、このままでは来た意味がないと思い、それ以降は自分から考えて行動することや元気よく挨拶することを心がけることができました。インターンシップ中に紀伊さんが言ってくれた「雑用にこそチャンスあり」という意味がよくわかりました。私はインターンシップで仕事の内容だけでなく、人間性や掃除をすることの大切さなど、就職する際に大切なことをとても多く学ぶことができました。(Aさん)
・現場の雰囲気がとても良くて、こんなところで仕事ができたら毎日が楽しいだろうなと思いました。学んだことは周りの人が雑用と呼ぶようなことをあきらめずに前向きに頑張っていたら、いつかチャンスがおとずれるということです。実際にあった話を聞いて、最後まで頑張ればいいことがあることを知り、これからは嫌だと感じることも前向きに取り組もうと思いました。(Kさん)

・現場等での仕事前の事前準備が想像していたよりずっと徹底していた。現場では複数の会社や企業の人が協力して仕事をすることは知っていたが、30~40近くの企業と一緒に仕事をすると聞いて、そこまでしなかればいけないほと建物を建てることは難しいのかと思った。雑用にこそチャンスあり、雑用は雑にやるから雑用ということを聞き、確かにそうだと思い、どんなことでも一所懸命やろうと思った。(Kくん)
・3日間を通してそうじをさせていただく機会があったが、初日のそうじは「なんでインターンシップに来てこんなことさせられているんだろう」と思っていたけど、インターンシップの中で「雑用は雑にやるから雑用になる」という話を聞いて、2日目以降のそうじの意識が変わりました。また、実際に働く人に自分の夢を話してみて、「興味と仕事にするのは違うんだ」という話を聞いて改めて将来について考えるきっかけになりました。また、同じインターンシップに来ていた他の人と協力することで、コミュニケーション力を高めることができました。また、たくさん質問していたら、職人さんが別のことを教えてくれたり、とても良い体験ができました。これからの生活では今回意味づけするということの大切さを学んだので一つ一つのことをやるだけでなく意味づけしてやることで良い経験をつめると思いました。(Tくん)

受入先事業所の感想

緊張で始まったインターンシップでしたが、実際の建設現場を見たり、作業の体験を通じて、皆さんの目がキラキラしてきました。掃除など雑用のような仕事でも、そこに意味付けして、一生懸命取り組む姿は、すばらしかったです。素直、好奇心、プラス思考、挑戦する姿は、社会人でも必要な姿勢です。皆さんの真摯な姿を見て、私たちも大切なことを改めて思い出しました。また、たくさん質問してくれました。その積極性、主体性は、これからの皆さんの未来を支えてくれると思います。
最後に輝く皆さんを見てピッタリの言葉を贈ります。 『「若さ」の前に不可能もなければ、陰影もない。それは一切を突破する力であり、一切を明るくする太陽である』(与謝野晶子/歌人)

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